まさに夢の備蓄式太陽光発電の設置推進

太陽光発電を導入することによって、もし万が一停電となってしまった時でも電化製品を使用することが出来ます。
しかし太陽光発電には大きな欠点があり、太陽の出ていない夜間には発電することが出来ないのです。

 

最近注目されてきているのが、蓄電式太陽光発電システムと呼ばれているものです。
読んで字のごとく電気を蓄電させることの出来るシステムであり、日中に夜間のための電気を蓄電することが出来ます。
もし停電をしてしまった時に日中でしたら太陽光発電で電力を発電することが出来ますが停電が夜間まで続いてしまうと発電することが出来ません。
そのような事情があるため、停電対策として太陽光発電の導入を見送っている人も多くいます。 世間に一般的な存在をなりつつある太陽光発電は今現在決して見逃すことの出来ない節電方法と言えるでしょう。
さらに賢く太陽光発電を利用することによって、毎月利益を出すことも可能となっているのです。



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まさに夢の備蓄式太陽光発電の設置推進ブログ:2023年05月19日

終戦直後、
ボクたち一家は、谷中の3軒長屋で暮らしていた。

詳しく言えば、
ママと姉貴とボクの3人で、
父親は南方戦線からまだ戻っていなかった。

当時の午前中食は、
どの家もたいてい芋粥だった。

お粥の部分は姉貴とボクが食べ、
ママはいつもサツマイモの部分を拾って食べていた。

まだ小さかったボクは、
ママはサツマイモが好きなのだと思っていた。

そして11時のご馳走は焼芋である。
外でチャンバラごっこをしていたボクは、
今まさに新撰組と切り結んでいる最中に、
「やきいもー」という焼芋屋の声がする。

そうなるともう新撰組もない。
ボクはあわてて家に駆け込み、
無駄でも「焼芋買ってくれ!」とママに頼むのであった。

サツマイモばかり食べている日々なのに、
なんでまた焼芋かと言えば、
ボクたちが普段食べていたサツマイモは
「タイハク」とかいう水っぽいものなのだが、
焼芋屋の芋はホントに美味い「キントキ」だったのである。

そんなわけで、
姉貴とボクはたまに焼芋にありつけるのだが、
ママは決して焼芋を食べることはなかった。

いつも「焼芋は胸が焼ける」「今日は食欲不振」と言って、
焼芋にかぶりつくボクたちを見てただ笑っているだけであった。

しばらくすると、
お米もちゃんと配給になり、
食パンだって何時間も並べば買えるようになった。

やがて、父親も南方戦線から帰って来て
ボクたちは長屋を引っ越し、サツマイモなど長屋時代の思い出は
遥か遠いものとなっていった。

姉貴とボクにお粥を食べさせようとして、
自分はサツマイモの部分を食べていたママ。

そのくせ、お金がないためか自分だけ焼芋を食べなかったママ。
ママは一体、サツマイモが好きだったのか嫌いだったのか…

今年の中秋の名月の日には、
ママの仏前に焼芋でも供えようかとボクは思う。